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繰り返しの地震に強い!SW(スーパーウォール)工法「制震テープ」

2017.09.26

 高耐震な住まいとして人気が高い、SW(スーパーウォール)工法住宅。 発売以来、地震による全壊0棟の実績を誇るSW工法住宅の高耐震の秘密は、くり返しの地震に強い「制震スーパーウォール」にあります。

制震スーパーウォール」は、独自のSWパネルに新たな制震機能として、「制震テープ」を柱に固定する面に追加し、大きな地震や繰り返す余震にも負けない安心感ある家を実現しました。

制震テープとは

制震テープ」は、高層ビル用の制震装置に使用されている
プチルゴム系素材を住宅用に加工した粘弾性体のテープです。
大地震が起こった場合、家が大きく揺れる事で柱や梁は変形しますが、構造用面材は変形しません。 そのため、両者にズレが生じ、接合部に 抜けや緩みが発生します。
余震が続きますと、その緩みはさらにひどくなり、倒壊につながります。
制震スーパーウォール」は、「制震テープ」が地震の揺れのエネルギーを熱エネルギーに変えて吸収することで、緩みを抑え繰り返しの揺れにも耐え抜きます。


■ 制震テープがない場合

柱と面材のズレにより釘が大きく曲がり、 抜けやすくなります。



■ 制震テープがある場合

制震テープが地震の揺れを吸収するので、釘の曲がりが少なく、繰り返しの揺れにも耐えられます。


※「制震テープ」は、防災科学技術研究所、東京大学、清水建設の共同研究により開発された、アイディールブレーン株式会社の製品です。


制震テープ 3つの安心

1. 大地震のあとの、繰り返す余震に強い

大地震のあとの、繰り返す余震に強い
制震機能のない住宅は、大きな地震の後の繰り返す余震によって、建物自体の変形がどんどん大きくなります。
それに比べ、「制震テープ」が追加された制震スーパーウォール」の制震住宅は、本震だけでなく、くり返しの揺れ、余震にも強い構造です。

2. 揺れ幅が 1/2 だからケガにも安心

揺れ幅が 1/2 だからケガにも安心
地震が起きた場合の揺れ幅は、制震機能のない住宅に比べ、
約1/2に抑えられます。 筋交いが折れるほどの揺れでも、壁紙が破れる程度の被害という実験結果も得られています。
また、揺れが少ないという事は、転倒や物の落下による怪我も
防げ安心です。
※プランや地震の揺れによって、変形量の提言は異なります。

3. 家全体が制震装置

家全体が制震装置
制震テープ」が追加された「制震スーパーウォール」は、自身が
構造用パネルでできています。
つまり、部分的に制震装置が配置する制震とは異なり、家全体が制震装置となるのです。
だから、大きな揺れにも、繰り返す揺れにも強い頑丈さが持続します。

SW工法とは
SW(スーパーウォール)工法は、株式会社LIXIL(リクシル)が開発した独自の高性能スーパーウォール・パネルを用いた、高気密・高断熱・高耐震構造の工法です。
地震への安心感や、優れた省エネルギー性能はもちろん、冷暖房や計画換気システムを組み込むことで、快適な温熱環境を実現しました。
累計棟数は、1995年の発売以来約40,000棟(2013年9月末現在)にのぼります。

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